2010-01-01から1年間の記事一覧

最近は『一枝梅』(韓流の時代ドラマ)ばかり繰り返し観ている。とても面白い。妻などはすっかりイ・ジュンギに囚われて、ぼーとしてNHKハングル講座のテキストなど買ったりしている。最近読んだマンガは『天使な小生意気』。花華院美木が良い。最近出か…

鎌倉

問題は晴れの日ばかりではないということだ。”去る者は追わず、来る者は拒まず”というが、たとえば釈放の日を迎える囚人はその状況をどのように喩えるだろうか。囚われの日々は”去り行くもの”に喩え得るだろうか、見当もつかぬ明日を漠然と近寄って来るもの…

心の中ではじょう舌よ

待望の! 『野田ともうします。(2)』 をようやく購入。長かった。とても待ち遠しかった。いまとても幸せに読み終えたばかりだ。ありがとう。ああ、しかし願わくば、我が最愛の”重松さん”に会える機会をもっと増やせないものか。私には全てのページに彼女が必…

妻の腰痛は漸く治ろうとしているが、もはや花見の野望はついえ、鉢植えの海棠も盛りの頃を過ぎてもう散りかけている。そのうえ四月も半ばを迎えるというのに、何故に氷雪がチューリップの背を曲げねばならぬのか。得心のいかない春が、じわじわと終わろうと…

朝5時に起きてゴミ当番。とても寒い。妻の指示通りに作業したつもりが、間違いがあってやり直し。その後30分ほどまた睡眠をとってから、身支度を済ませて妻を病院まで送り、それから出社。定時後、少しだけ残業して退社。満月。

朝は普通に出社して、午後から早退。途中、池袋の書店に寄って文庫を3冊購入。『悪の華』『メノン』それに『骨飢身峠死人葛』。bibliomaniaが発症したものでいつ読むのかは本人にも分からない。帰宅後すぐに自転車を飛ばして役所でゴミ用のネットをもらいう…

妻の災難は、当然ながら対岸の火事では済まされず、いろいろと家事を代行しなければならなかった。掃除をしたり、コーヒーを入れたり、花に水をやったり、玄関先を掃いたり、病人を笑わせないように気をつけたり。やはりヒトは一人では生きていけないものな…

受難

朝から妻がとても調子が悪そうにしている。どうやら本格的に腰を痛めたようで非常に動きが鈍い。昨夜は遅くに酔って帰って来た立場として深く反省の色を示しつつ、とにかく急いで義弟の援けを借りつつ病院に運んでやる。診察の結果、骨には異常は見られない…

待望のハナカイドウの苗木を購入。

昨夜は、慣れない子供の添い寝などしたせいか、あるいは激しい風雨のせいだったのか、よく寝付けなかった。朝5時にはようやくウトウトしかけたのが、今度は子供たちが起き出してしまった。たしかに、8時間はしっかり眠ったはずなので、外はまだ暗い時間で…

大哺乳類展

義弟の子供二人を預かって、妻と4人で上野の『大哺乳類展』を見学しにいった。だいたい想像したとおりの行軍内容で、予測したとおりに子供の一人は迷子にもなったし、思ったとおり溶けたソフトクリームで洋服がベタベタにもなった。ただ想定外だったのは、…

ふと気が着くと、誰かは会議中だったり、誰かは外出していたり、誰かは休んでいたり、という感じでみな席を離れていて、ひとつのブロックのなかで自分ひとりだけが座って仕事をしていた。森有正は、感覚の自由と独立を保証するものとしての孤独は保持される…

落合川の上流端をたずねる

上流端を求めて妻と落合川を遡る。自宅から少し歩いて川辺に着いた直後には、菜の花咲く群生のイエローに狂喜したものの、持ってきたデジタルカメラの電池が切れていることを知り、そのまま数秒のあいだ失意の去るのをじっと待つ。このうえは、ただひたすら…

ふと思い出して、先日銀行で換金してもらった小銭が幾らになったのか妻に訊ねてみたら、1,902円だったという。「せんきゅうひゃくにえん」と「せんきゅうひゃくにねん」とは、音に聞くと響きがよく似ているわけで、こういうときに、駄洒落とオヤジギャグの世…

浅草橋でちょっと飲んで帰る。ワイン。エーリッヒ・フロム、イヌにつける名前の話など。ほかにも何か興味深い話を聞いたはず。

雨も降るし体調も良くないので、朝からずっと部屋に引きこもって『GS美神極楽大作戦』を読んでいた。横島忠夫は、諸星あたると並んで最も崇敬する人物の一人である。この他にルパン三世とジャック・スパロウも敬愛している。まあ、いいか。6冊くらい読ん…

人さらい

そういうわけで、午前中は澁澤龍彦の文庫の一冊を選んで、文章のなかから人名だけを書き出す作業をしていた。四谷シモン、ウラジミール・ナボコフ、ハンス・ベルメール、グレゴリオ・マラニョン、マリー・ボナパルト、ノーマン・メイラー、グリム、ファン・…

会議は踊る

残業後に少しワインを飲んで帰る。近頃は飲むと深酒をしてしまう癖がついた。今日も終電近くなって深夜帰宅。中学時代の社会科の授業で、あるとき「人が歴史をつくるのですか、それとも歴史が人をつくるのですか」と教師に質問されたことがあった。自分は大…

シンクロニシティ

朝刊の記事に目がとまる。恐竜の絶滅はやはり巨大隕石の衝突が原因であると国際研究チームによって結論づけられたらしい。すでに粗方決着のついていることと聞いていたので記事の内容にはそれほど驚かない。ただ、つい先日読んだばかりの丸谷才一『思考のレ…

暖かい陽気がとても気持良かったので午後から出社することにした。かなり遅めの朝食をとった後、図書館で借りた本を少し読んだり、その辺に散らかったCDを取替え引替え聴き比べたりして過ごす。そうしてある程度気が済んだところでぼちぼち家を出る。銀行…

少しずつ小銭を投げ込んでいたインスタントコーヒーの瓶が一杯になったので妻にやる。

『「坊ちゃん」の時代』を少し読む

Amazonで購入したきり放置してあった『「坊ちゃん」の時代』を少し読む。丸谷才一の対談集を読み終えたことから、英文学つながりで漱石へジャンプしたような感じで、文章に加えて視覚的にも明治の雰囲気に浸ってみたくなったようである。入手しておいて良か…

ようやく梅の花が匂い始めた。

がんばって起きてみれば雪。妻はいつになく忙しそうに動き回っている。どうやら出かけるつもりらしい。急いで身支度をすべきなのはこちらの方なのだがと、慌てている理由を尋ねてみると、雪が降って道が危ないから駅までついてくるという。窓から見ると外は…

気になるのはやはり『おやすみプンプン』

寒さに怖気づいてしばらく寝床を離れられずにいた。妻からチョコレートを受取るためにようやく起き出し、少し齧ってから、昼過ぎまではマンガを読んで過ごす。『鉄腕バーディー EVOLUTION』(1)、『へうげもの』(9)、『おやすみプンプン』(1)(2)…

「ぬるぽ」「がっ」に関する最終報告

あるいは既にどこかで誰かによって言及されているかも知れないが、yahooや楽天でググってみてもなかなかそれらしい記事に出会えなかったので、自分なりに検討し行き着いた結論をここに記録しておく。恐らくこれが「ぬるぽ」「がっ」に関する最終報告となるだ…

あらすじも知らず、何の予備知識も持たないままに、韓国ドラマ 『チュモン』 を壮大な歴史ファンタジーとして50話以上も観続けてきたわけだが、チュモンが何者であったかを知ったときには、それはもう唐突なことで(まだ唐の国など無い時代の話だけれども…

午前中はしんどかったな。低気圧とか、そういうのかもな。

今日も朝から風が強い。天気は良いがとても寒いのは、風のせいかもしくは風邪のせいに違いない。「身元不明のビニール袋を3枚捕獲しました」 と妻からの報告を受け、「牢につないでおくように」と指示してから、執務室にひきこもる。この1ヶ月以内の会話の…

『レンピッカ展』 観たいなあ。