2010-01-01から1年間の記事一覧

原田知世の歌声が頭から離れない。午前中は借りてきたマンガを黙々と読む。昼食には母を誘って、妻と3人で蕎麦屋。帰宅してまたゴロゴロ。マンガにも飽きて、『易経』を少し読んでみたり。トランプを、4×13=52枚のうち、各スートのA(4枚)を除いて…

午後から実家の掃除を手伝う。それから貸本屋へ行く。『天上天下』(4)(5)(6)、『ポーの一族』(I)、『るーみっくわーるど』(2)(3)、『羊のうた』(1)(2)。なんでもあり。帰宅して、夕食後には、原田知世版の『時をかける少女』をひかりTVで観る。尾道のノス…

妻と2人の甥を連れて、大泉学園の映画館で『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』を観る。自分の役目は小さい子供たちの保護にあるので、映画自体は適当に流し見るつもりだったのだが(ウルトラマンだしな)、気がつけばトイレも我慢しつ…

納会。厳しい1年だったな。

冷たく濡れた夜の帳をめくりめくり帰ってくる。あれほど買い与えてはいけないと厳重注意していたのに、小学校にあがってもう8カ月もたった甥はいまニンテンドーDSとポケモンホワイトに夢中である。うーむ。あれほど買い与えてはいけないと厳重注意してい…

久しぶりに府中競馬場へ行く。参加メンバーが減って一旦は中止になったのだが、職場のT君が行きましょうというので、さらに彼の同期のS君を加えて計3名で乗り込むことになったもの。7Rあたりを目標に現地集合。強いて言えば”付き合いの良い”S君は、馬…

『出家とその弟子』読了。読書会に参加するため慌てて読んだ。出家とその弟子とはたぶん親鸞と唯円のことなのだと思うが、キリスト教の影響が多分にみられて違和感を覚えるところも少しある。作者が26歳(1918)のときの作品だそうで、発表当時は青年達のあ…

目覚めよと呼ぶ声あり

バッハの『目覚めよと呼ぶ声あり』を聴きながら羊のように家を出る。 パイプオルガンは大変な労力と莫大な費用をかけて構築した大げさな装置だ。建物全体が楽器というか、楽器のなかに何百人もの人が住み込みで働いていて、床下では何百人もの奴隷が柱の周り…

頭がふらふらするので、O西さんを誘って飲んで帰ることにする。また秋葉原のそば屋『助七』。 パイプオルガンは大変な労力と莫大な費用をかけて構築した大げさな装置で、しかも、ピアノとは違って、大きな音を出すのに大きな力はいらない。北斗神拳みたいに…

法要のために四国へ向かう母を羽田空港まで送る。寝不足だとかで珍しく電車の中でも無口だった母は、浜松町からモノレールに乗るとふいに青森の話をした。青森のねぶた祭りはいつ頃だったか、そろそろなのではないか。それなのにこのモノレールが空いている…

いつもジョギングしている道沿いに、広く大きな庭のある家があって、柵のむこうに白い犬が一匹住んでいる。吠えたりはしないが、人が近づくと落ち着かない様子で広い庭を走り回る。元気に運動できるのだから飼い犬としては恵まれたほうかもな、いや淋しさが…

横浜美術館まで出かけて『ドガ展』。くだんの『エトワール』ばかりでなく、ドガ自身によって撮影された写真が観られたのは収穫。 今年は「ショパン生誕200年」にあたる年だそうで、美術館を出たあとは桜木町の神奈川県立音楽堂で、『ショパン伝説のラストコ…

中秋の名月。会社を出た時には鏡のような妖しげな円だったが、自宅に着くころにはムラ雲の後ろに隠れてしまった。『月の顔見るは忌むこと』などというし(竹取物語)、いっそのこと鏡のような月面を凝視しつつ気がふれてしまう手もあるかと思ったりもしたが…

人は見たいものしか見ないと言ったのはカエサルだとされているが、その原典と思わしき『ガリア戦記』では”人は願わしいものなら本当と思いこむ傾向がある”というような言い回しになるらしい。なるほど「医療の研究が進んだおかげで2050年頃からは人は死なな…

再びO西さんと飲む。浅草橋の串焼屋。2件目からO田女史も合流して三種会。楽器の話をしたような気がする。

本谷有希子『乱暴と待機』読了。◎。彼女の作品がもっと読みたくなって『江利子と絶対』『生きてるだけで、愛。』を購入。ついでに吉川トリコ『オリーブ』も買ってみた。「オリー部」活動というのが気になる。このままでは気恥かしいのでスーザン・ソンタグも…

定時後、秋葉原の『助七』というそば屋でO西さんと飲む。そば焼酎のそば湯割り。さんざん飲み食いした末に奢ってもらってしまった。

今日も早く退社できたので、池袋のビックカメラに寄ってみる。少し残っているポイントでUSBメモリを買うつもりだったけれども、いろいろ眺めているうちにまた購買意欲が自然消滅してしまった。ヤマダ電機にも寄ってみたが、購買意欲はお盆に張った水のよ…

インドでわしも考えたい

孫悟空は三蔵法師を金斗雲に乗せることはしなかった。宙返り1つで唐から天竺までひと飛びできる能力があるのにそれはしなかった。一方で五色の雲に乗る僕僕先生は、弟子の王弁に駿馬をあてがってさっと異世界へ飛んでしまった。仏教と道教との考え方の違い…

心頭滅却しかける

午前中にもウォーキングをしたのに、昼寝を挟んで、午後もまた散歩がてらに二人で平林寺まで歩いた。散歩がてらと言いながら2時間は歩いたと思う。歩いて、歩いて、まぶしいほど真っ赤に燃えあがるんだ。そして、あとにはまっ白な灰だけがのこる…燃えかすな…

午前中は買っておいた文芸春秋の『乙女の密告』を読む。バッハマン教授の顔は、頭の中でずっと竹中直人だった。午後は、JRAのホームページで札幌の新馬戦の動画を観てハラハラし、そのままPOG関連のネット検索。夕方は貸本屋。『無限の住人』を読み直…

豊田ミホ『底辺女子高生』を読んだ勢いで、綿矢りさ『蹴りたい背中』まで読んでしまった。

アスファルトに折り重なっていくセミの死骸を蹴散らしながら大泉学園まで自転車を漕ぐ。風が涼しい。OZで『借りぐらしのアリエッティ』を観てみようと思い立ったのだが、東映撮影所が『大泉まつり』とかいうイベントで盛り上がっていたり、そもそも夏休み…

ヒマつぶしに妻を伴って東京国立博物館。博物館正門前の横断歩道は、”青になりました”と年配の女性の落ち着いた声で教えてくれる。特別展は『誕生!中国文明』というもので、面白そうだったが、今日はヒマつぶし的な倦怠感を満喫したいので常設展示のみとす…

彦根屏風

『彦根屏風』の一番右の、後ろ姿の女の子が好きだ。

久しぶりに松浦理英子『ポケット・フェティッシュ』を拾い読みしてみたら、こんなところで池上遼一の春画のセンスを絶賛している。『ゲゲゲの女房』に出てくるあの倉田君だよなあと思ってみたり。問題の春画というのは入手が困難だったようで、池上遼一自身…

池袋のLIBROで冨山房百科文庫『近代の超克』を購入。こんな風に入手できるとは思わなかった。他にも講談社学術文庫『春画』と、気の向くままに新書3冊。そこそこの買い物になった。

宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない

朝7時起床。しばらくぼーとしたのち、8時から『ゲゲゲの女房』を観る。自分が”マンガ読み”であるせいもあるかも知れないが、VTRを駆使してまでNHK連続ドラマを見続けたのはこの作品が初めてである。天気も良いし、サイクリングがてら多摩六都科学館へ…

POG2010-2011

POGドラフト。いろいろあって重い腰を上げてみたわけだが、さすがに7月も半ばを過ぎて2歳馬のプロフィールを漁るのは初めてだ。コンビニでもネットでもPOGの季節(それは確かにある)はもう過ぎてしまっていて、やや日射しの傾いた9月の海辺のよう…

職場のパソコンのリースが満了を迎えたので、適当に梱包して宅配便を呼んだ。駆けつけてくれた宅配便のお姉さんは、陰陽師が式神を打つときのような素早さで、胸ポケットから巻き尺を引きのばして段ボール箱の角にあてがい、テキパキと折り曲げながらタテ・…