2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

咳をしても一人

昨年末の紅白で、さだまさしが『秋桜』を歌った。この歌の最初のほうの歌詞に「このごろ涙もろくなった母が/庭先でひとつ咳をする」という一節がある。歌っている自分は縁側のあたりに(たぶん)いて、話したいのに母は庭先で秋桜を眺めていると思ったら母…