2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

『阿片の中国史』 を読む。分かり易くまとまっている。『肉食の思想』 を読んだ後だったので、欧州列強のアジア観というものがより生々しく伝わってきた。戦闘の内容というよりも事件の本質という点で、アヘン戦争は過去のどんな紛争よりも凄惨な事件だった…

職場のチームの飲み会。浅草橋 『楽膳楽酒』。北欧紅茶ハイというのがなかなか。マカデミアナッツを小さな万力で割る趣向も、皆が面白がって交代でやってみたり。九州出身者が数名いるため薩摩示現流のちぇすとおおで盛り上がり、茨城県に親戚がいる人はマッ…

夢を観た。音楽会に行く予定だったが部屋の片づけが終わらない。16:30開演予定なのに、15:00になっても片付けが終わらない。音楽会を諦めようかとも思ったが、ずっと以前から入手しておいた高価なチケットが無駄になるのが癪だった。いろいろ計算しながら、…

エンジンがかからない。

午前中は、借りておいた 『アメリ』 を観る。先日、音楽データを整理していたら、『アメリ』 のサウンドトラックが出てきたので、久しぶりに聴いてみるうちに、いよいよ再び映像が観たくなったのである。たぶんこれが3度目だと思うのだが、数年のうちに細部…

妻が義妹の家に泊まりに行くというので叩き起こされる。豚汁と白飯を炊いてあるからと、夕飯についてのレクチャーをあれこれ受ける。さっさと出かける妻を追いかけつつ途中まで送っていきながら、自分は上野の国立博物館へ行こうと思い立つ。例の 『仏像』 …

家の中にお酒がないことに気が着いた。缶ビールとか、焼酎とか、全然ない。愕然としつつ、そんな筈は無いと反発しつつ、台所あたりをひっくり返してみたら、未開封の12年もののモルトウィスキーが出てきた。不思議。開けてみる。舐めてみれば舌に広がる幸…

勤労感謝の日というのは、勤労している人に感謝する日なのか、勤労している人が勤労させていただいていることを感謝する日なのか、まあどちらでも良いが、近頃はそのあたりが議論になりやすい部分なのかも知れない。まあ、いいか。母が遊びに来る。縁台に立…

午前4時頃に目が覚める。3時間くらいは眠ったことを承認してから、そろりとベッドを抜け出す。不思議に元気溌溂。パソコンの電源を入れ、デジタル署名のことについて調べ物をしてみる。そのうち妻が眠い目を擦りながらやってきて、支離滅裂なうわ言で抗議…

一度は目覚まし時計の呼び声で目を覚ましたが、熱があるな、熱があるな、と額の奥で苦悩しながらまた眠りに堕ちる。9時少し前に、電話せねば、電話せねば、と耳の奥で慌てながら朦朧とした意識で職場に電話。午後から出社とさせてもらう。それから10時半…

天気予報のいうとおり、午後には雨が止んだので、持ってきた傘はそのまま ”置き傘” にしようと、退社する頃には思うようになっていた。それで、持ってきた傘は事務机の下に隠して、そのまま電車を乗り継いで地元駅まで戻ってきたら、パタパタパタと強めの雨…

そういうわけで、寒さに打ち震えながら 『肉食の思想』 を読む。この本を誰かに勧めるときには、とにかく第2章までは黙って読んでみよと伝えようと思う。いつだったか、バラエティ番組に出演していた外国人タレントが、日本のどこかの民家で飼っている柴犬…

午前中は来客。午後は外出。東スポ杯(G3)の結果をJRAのホームページの動画配信で確認する。フサイチホウオーは、きっちりと勝ってくれた。父親譲りの荒っぽさで、なかなか華のある勝ちっぷり。来春が楽しみである。とはいえ、とりあえず東スポ杯の勝馬に…

帰り道、どこかの飲み屋の前で女の子が呼び込みをしているのが聞こえてくる。 「ボジョレーありますよー。あの ”有名な” ボジョレーですよおー」うーむ。近頃こうした事柄に対していちいち意見したくなる自分がいる。もしかして更年期なのではないかと不安で…

定時で退社して、高階秀爾と里中満智子との対談を聴きに行く。対談の題材は 『万葉集』 だったのだが、そこから日本人の美意識を探っていくようなことを目的としていた。例えば万葉集では天皇の歌も乞食の歌も同じように扱われており、身分や階級ではなく作…

”生まれつき耐えられぬようなことは誰にも起こらない” (『自省録』 第5章18:アウレリウス帝)

いい加減その話題に触れないものだから、「ねえどう? 諸星大二郎どうよ?」 とO田女史を詰問してみると、「うーん、”陰陽” と ”五行”って実は相反してますよね?」 とかわけの分からぬ回答が返ってくる。しかし円錐は上から見たら円だけれど横から見たら三…

「ああ、バインダーに閉じればいいんだー」とか、「たったいま所沢にきたところざわ」とか、近頃オヤジギャグばかりが口をついて出てくる。しかもそれを、皆が聞き流してくれる。これはもう達人の域に達している。オヤジギャグの達人。達人28号。免許皆伝…

早起きをして、外出する妻を送り出し、自分は数日分の日記をまとめたり、言いつけられた洗濯物を干したり、食器を洗ったり、エリザベス女王杯の予想をしたり、ごろごろしたりしてからぼちぼち家を出てまず図書館へ行き、妻の分と合わせてビデオ・CD・書籍…

貸本屋に行ったりして、自分としては標準的な土曜日の過ごし方を堅実に過ごした。

O田女史に小野不由美原作のコミック版 『ゴーストハント』 4冊を借りる。代わりに諸星大二郎の 『孔子暗黒伝』 と 『暗黒神話』 を強引に貸してやる。

スーパーで609円で買ったマグネット囲碁版をもって出社。挑戦者を募ったところ、後輩のO田女史が名乗り出る。女子供相手では勝っても自慢にならぬがまあこの際白黒はっきりさせとこうかと昼食後の30分に相手をしてやる。あっさり負ける。キュウリの浅…

まだ 『西遊記』 は第3巻あたりまで読みかけの状態であるにもかかわらず、文庫版 『ローマ人の物語』 の第24巻を読み始める。自制が効かないというか、落ち着きが無いというか、積読遅読濫読派なのである。まあ、いいか。それにしてもやはり面白い。この…

体調が頗る悪い。昼休みに易卦の研究。地天泰と天地否のように、上卦と下卦が逆転することでどのように意味が変わるかを調べる。

しばらくお酒を控えるはずだったのに、スポーツクラブの帰りにうっかり缶ビールを飲んでしまった。

夢に肝臓が現われて落涙しながら切々と苦境を訴えるので、もらい泣きしつつその手を取って節制を誓う。東村山の 『MARU』 というカレー屋へ行って昼食。東村山がアド街ック天国に取り上げられた翌日の様子を店の奥さんに聞いてみたりする。彼女の勧めに従っ…

現時点で最も好きな有名人は誰かと聞かれたら、ハリセンボンの箕輪はるかと熱情をこめて答える。人と話すのが嫌いで、学生時代のアルバイトは水道メータを読む仕事だったらしい。図書館司書の資格を持っているのも、むしろ喋らないことが求められそうだから…

昼過ぎまでは、『西遊記』 など読みながら自宅でごろごろしていた。午後から、妻と手を繋いで散歩に出かける。お経を取りに行くような気分で川沿いに西へ向かって歩いた後、パン屋でパンを買って食べたり、書店で立ち読みしたり、ショッピングモールをうろう…

出社するなりトラブル発生。対応が遅れると大火事になりかねない。あぶら汗をかきながら全力で消火にあたる。2時間程度で鎮火するも、事後処理のため21時頃まで残業。その後、Y山さんに誘われたので軽く飲んで帰る。

所用のため会社を休む。決して二日酔のせいなどではない。また決して今日が休みだから昨日は飲みすぎたなどという因果関係もない。飲むべきときは翌日など気にせず飲めばよかろうし、休むべきときは休めば良かろうと思うし、その一方で飲んではならない日も…