午前中は、ベッドのなかでマンガを読んでいた。『覇』とかいう超三国志関羽が坊主頭なのが良い。三国志というのは、不良少年モノが得意な漫画家に描かせるのが一番のような気がする。本宮ひろしなんかも描いていたな。そろそろ加瀬あつしあたりもやってみてはどうか。

そのうちに宅急便がやってきて、妻の実家から送られてきた新巻鮭を置いて帰った。まるまる1本です。どうするのこんなに。しばらく動揺していると、今度は四国の叔母から蜜柑が届けられた。まるまる1箱です。どうするのこんなに。まあ、ウチは家族が多いからな。オレさまと妻とポインセチアとパソコンとゴム手袋と冷蔵庫、エアコン、カラーテレビ、ミシンなどなど、まあ、いいか。

昼頃から、年賀状を書きはじめる。すでに大半は投函し終えているのだが、まだ出し遅れている分が少しある。ひとつ新しくデザイン編集などしてみようかという気分になり、乙事主だの猪八戒だのいろいろ素材を探してみたが、結局、伊藤若冲にしてしまった。保守派のような異端のような曖昧な自分を発見。画像を新しくスキャンしたり、住所を調べ直したりしながらのんびりやっていたら、たちまち夕方5時になってしまった。呆然とする。
慌てて家を出て、郵便ポストに投函し、古本屋をちょっとだけ覗いて帰ってくる。