出社後すぐに、尼崎で電車の脱線事故があったことをネットで知る。
事故現場の画像を見て呆然とする。まるで銀紙のように車両がひしゃげてしまっている。
運転士がまだ23歳だと聞いてなおさら言葉を失う。いったい何が起きたのか。
当初は2名と報道された死亡者数だが、時が経つにつれてその数は50名にまで増えた。
史上最大規模の列車事故である。しかもまだ先頭車輌の乗客が救出できないでいるらしい。

脱線するには、それなりのスピードを出さなくてはならないわけだが、
脱線するほどのスピードが出せてしまう車種をどうして採用してしまうのだろうか。
自動車にしても、毎年何千人もの人が交通事故で亡くなっているというのに、
何故、自動車はなくならないのだろうか。

とにかく、そういう悲惨な事故があったにもかかわらず、
夕方には平然と地下鉄なんかに乗って帰ってくる。
どこか神経を病んでいるとしか思えない。