朝、通勤電車の途中駅で、駆け込み乗車をしてきた人と、それをドア際で阻止しようとした人との間で、列車が発車してから口論が始まった。握りしめた携帯電話をじっと見つめたり、赤い透明な下敷きをひらひらさせたり、眉間に皺を寄せて目を閉じたりしながら、みんな耳をそばだてている。幸いなるかな天国は我らのものである。

定時後O西さんと浅草橋で飲む。スマートフォンの新しい使い方についていくつかのアイデアを聞かせてもらった。少ししてからT田女史、さらに少ししてからO田女史も加わって23時過ぎまで意見交換。平和主義者あるいは日和見主義者と指摘されたり、いや全くその反対であると指摘されたり。要するに態度の定まらない卑怯者であったことに本人ばかりが気がついて酩酊。