お盆は素晴らしい。通勤電車がいつもの729倍は空いている。東京万歳。お盆出勤万歳。それにしても読書計画を立て直そうと思っていた矢先に、O田女史が 『十二国記』 の最初の2冊(『月の影 影の海』の上・下)を貸してくれた。読むべき本がまた増えるのかと半ば絶望しつつ、興味が津津と降り積もるゲレンデの勾配に抗うことができず有り難く拝受してしまう。帰りの電車のなかと寝る前のお祈りの時間を費やして黙々と借りた本ばかりを読む。