休日であるが何の計画もなし。思い立つままに所沢の航空公園に行く。やや曇り気味の天気。駅前のパン屋で惣菜パンを少し、さらにコンビニでビニールシートを購入。良い場所を探して公園内をうろうろ歩く。雨後のせいか広場でさえも草深い。ようやく草刈をしたばかりのような丘を見つけけて、3畳のビニールシートを広げ、”1cm以下の生き物の入場を禁ず”の立て札を立てる。赤トンボがモールス信号のようにツーツーと飛び交うなか、妻はさっそくビニールシートの上に座り込んで刺繍など始める。自分も寝そべって本を読んでいたら、そのうちに眠ってしまったらしい。一度だけ、太陽の強い光に射されて目を覚ましたが、次に目を覚ましたときにはどんよりと曇っていたので、シートをたたんで帰ることにする。
近頃は、北斗の拳とか、ウルトラセブンとか、エヴァンゲリオンとか、アタックNo1とか、仮面ライダーとか、語り難くなったように思う。もちろん加齢の影響も少しはあるのだが、とりあえずパ○ンコのせいである。『北斗の拳』 の話をすればパチ○コファンと思われてしまいそうなので、なるべく 「おまえはもう死んでいる」 とか、「アターック!」 とか言わないようにしている。しかも最近はテレビが昼間からパチン○のCMを流したりもするようだが、どうなっておるのか。
そういうわけで自分はとりあえずパ○○コとは無関係なのだが、思うところがあって帰りがけにレンタルショップに寄って、ウルトラセブンの最終話が収録されたDVDを借りてみる。帰宅してすぐにPCを立ち上げてDVDを観始めたのだが、観はじめてからすぐに、これは最後まで観終えられるかどうか自信が無くなってしまった。それでも胸を痛めながら最後まで観とおしたが、場面が展開していくにつれて、もしかしてウルトラセブン全49話の一切が、実は諸星ダンという青年の妄想だったというような救いようのない話なのではないかと、いままで疑ってもみなかったような妄想にむしろこちらが執り憑かれてしまったり。とりあえず金城哲夫氏にはもう少し長く生きて欲しかった。残念である。