家の中で雨音を聞きながら、妻ととりとめもない会話を続けて過ごした。雨が止んだのは夕方。念のため傘を携えつつ散歩に出ることにする。中華料理屋で簡単に食事をしてから、書店で立ち読み。雨でも晴れでも関係ないか。6時ごろにはついに西の彼方に金色の光が射して思わず手を合わせたり。振り返ると空に大きな虹が亘っていたり。ああ太陽光線に含まれる複数の波長が大気中の水滴内で少しずつ異なる角度で2度ずつ屈折しているのだなあと虹の色の数を指差し数えて、やはり6〜7色は数えられるはずだがと、プエブロ=テワ族の色覚を疑ってみたり。また少し散歩した後、喫茶店でコーヒーなど飲んでから帰宅。帰宅後はしばらく読書。