深夜1時半に目が覚める。今度は蚊ではなかった。あるいは蚊の呪いかも知れぬと疑い始めたら、もうこのまま永久に眠れなくなるのではないかという不安に獲り込まれてしまう。やっぱりだー、などと同調してはいけないので、しばらくベッドのなかでガチャピンやプーさんの姿を頭に思い浮かべながら、敗色濃厚の一人相撲を延々と闘っていた。