2、3日前までの週間天気予報では、雨でも降ろうかという暗鬱な雰囲気だったのに、いざ週末を迎えてみれば、もの凄く良い天気。どうなっておるのか。もしかして空気が読めていなかったのは私だけ? まあ、いいか。油断すると頭の中でだいたひかるが歌い出すからな。想定外の事態にどうして良いかわからず、とりあえず妻の手を引いて外出。近所に新装開店したばかりの日本料理の店で日替わり刺身定食とセロリとエビの春巻定食を食べる。どちらも千円。デザートの胡麻プリンを食べ終わったスプーンをしばらく舐めながら作戦を練るも奇策は浮かばず。その一方でいまも着々と移ろいつつあるはずの青空がとても貴重に思われて、食後にはとりあえず炎天下を散歩。妻も無言でついてくるが、念のため、万が一の場合を考慮して(意味不明)川沿いの遊歩道をぶらぶら歩くことにする。道沿いの桜並木の木陰には、紫陽花が沢山に色づいて、太陽の光に映えている。眺めているうちに、紫陽花の配色について夫婦で口論になると、どこかの女の子が、だいたひかるの歌を歌いながら対岸の歩道を走り去っていくのが聴こえたり。駅ひとつ分ほど散策してから帰宅。不覚にも昼寝。涙で夕暮れを見送る。日が暮れてからスポーツクラブ。夕食はカツ丼と決まっていたので、かなりハードに走り込む。