午前中、通勤途中の電車を降りて病院へ行く。
これまで掛かっていた病院とは別の病院ということになるが仕方がない。

受付後、3時間近くも待たされたが、診察にも30分くらい時間をかけてくれた。
担当医師は、オレさまの症状の訴えを聞きながら、その場でパソコンに入力するのだが、
何回も打ち間違えるので、オレさまも相手の手元を見ながら喋らねばならなかった。
ええ、あの、お腹がですね、はい……あの先生、”田舎” になってますよ。

待たされるわけである。パソコン入力が無ければ10分は診察時間を短縮できる。
けれども親切な先生で、飲んでいる薬の副作用をパソコンで検索しながら説明してくれたり、
ちゃんと丁寧に触診もしてくれた。体温を聞かれたので、分からないです、と答えたら
その場で計らせてもくれた。恐ろしいことに平熱。

この入力ミスの多い医師は、とりあえずこれまでの薬の合わせ方が遺憾と言って、
新しい薬を処方してくれた。ついでに血液検査もやり直して、さらに詳細な検査
についての予約も入れてもらった。徹底的にやる。