雨が降るなか、借りていた本を返しに図書館へ行く。律儀なのではなくて返却日を過ぎて督促の電話を受けたのでしぶしぶ傘をさして出頭したのである。しかもまた数冊借りて帰ってくるのだから、大人としての自覚がだいぶ不足している。出かける用事はまだまだあって、日がな一日雨の中を彷徨い歩く。何の因果なのか。ようやく用事が済んだ夕方、妻と待ち合わせて回転寿司で夕食。とうとうお皿の入ったカプセルが廻る時代が来た。うっかりしていると置き去りにされる。