積んである本の1冊を読み終える夢を観た。こうなってはもうおしまいだ。烏があちらこちらの空でしきりに啼く。嗚呼。嗚呼。借りてあった 『パンズ・ラビリンス』 のDVDを観る。それなりに大切に扱いたい作品。図書館に行ってみたらシステム刷新。ついにICタグを導入したらしい。台の上に借りたい本を積み重ねて、貸し出しカードのバーコードを光にかざすだけ。便利ではある。ただ、CDの表面にもICタグのシールを貼ってしまったようで、再生中にシールがはがれることを懸念して、スロット式の再生機は使わないで下さいとわざわざ注意書きのシールまで貼ってある。つまり、カーステレオ、コンポーネントステレオ、パソコンでの再生はどれも不可ということになる。便利であることと、豊かであることの違いが分かっておらぬようである。