久しぶりにハイアーゲームの夢を観た。東京優駿なのだが府中競馬場というよりどこかの農村。ハイアーゲーム単勝は5.9倍。1番人気ではない様子。その辺の畑で野良仕事をしているオジさんに、1番人気の馬はどれですかと尋ねてみると大外枠の馬。馬柱に目をやればこれが何故か未勝利馬。むしろ好感がもてる。そういうわけで3番人気程度に甘んじているハイアーゲームには、しかし秘策があった。ハイアーゲームの2頭出しである。レースの途中で、別のハイアーゲームに入れ替わる予定なのである。自分はそれを知っていたので、ぜひハイアーゲームに投票したいのだが、マークの書き方がさっぱり分からない。競馬場の名前が判らないし、第何レースかのかも知らない。試しにサインペンで何か書いてみると、書いたそばから字が消えていく。困惑する。とりあえず窓口に行こうとするが人だかりが多くて窓口になかなか到達できない。国鉄時代の山手線のような締め切りのベルが鳴る。ぎりぎり間に合って用件だけ口頭で伝える。千円分のハイアーゲーム単勝馬券をなんとか購入。スタートしてから林や畑や国道や農協を通り抜けてゴールまで30分くらいかかる。途中で歩き出したり、道を変えたりする馬が出てくる。ハイアーゲームもぬかるみに脚をとられて一旦走る気を失くす。そのタイミングでもう1頭のハイアーゲームと交代。俄然スピードを上げ、ゴール手前で先行馬に追い着いてそのまま劇的に優勝。配当を気にしているうちにベッドから叩き起こされる。

とりあえず出社。手帳に ”HG” とだけメモしておく。違和感。夜は三種会。市ヶ谷。悠然と馬刺しを味わってみたり。