朝9時起床。午前中は部屋の整理をするように妻から指令が下っていたのでそのとおりにする。ときどき雨。妙に明るい空から篠を突いたような雨槍が銀色にぱらぱら落ちてくるのを快く眺めたり。隣の家の鈍く輝いた屋根瓦を快く眺めたり。ずいぶん引っ掻きまわしたのに、午後2時を過ぎても一向に片付く気配が無い。いい加減に精も根も尽き果てたところで、妻が買出しに出かけるというので同行を許してもらう。散歩を兼ねて一つ向こうの駅まで歩くことになる。雨上がりの空が綺麗。軽く歩き疲れたので、着いた駅前の珈琲館でアメリカンなど注文し、そこで世界が謎めいていることを妻に告白する。妻はレアチーズケーキにするべきだったか、チョコレートケーキで良かったのかと何時までも永遠に悩み続ける様子だった。それからスーパーマーケットで買い物。小松菜にするかホウレン草にするかで喧嘩になる。歩きながら冷戦。日暮れ間際に帰宅。妻からの指令で玄関に松を括り付ける。
はてなにユーザー登録をして以来、本日までのあいだに、書いた日記の日数が昨日でちょうど1,000日だったらしいのだが、勿論その程度では阿闍梨にはなれない。ちなみに、このブログに移行する前にもHTML形式で毎日書き続けていたわけで、それも合わせれば1998年5月から始めてそろそろ10年にもなろうとするわけだが、それでも到底まだまだ阿闍梨にはなれそうな気がしないわけである。まあ、いいか。