棚卸しをしたことで未着手や仕掛中の本の存在が多数明るみに出たわけで、もうしばらくは本を買ってはいけないと自らを戒めつつ、通勤電車のなか読みかけの 『ローマ人の物語』 など黙々と読み進めながら会社に向かって突き進んだりしたわけだが、ノー残業デーというのはロクなものではなくて、つい早く退社するのが良いと追い出されると、つい帰り道にLIBROなどに寄ってしまって、つい何か買ってしまいそうになるのである。若桑みどりが亡くなったと知って、手向けに何か一冊購入しようかとずい分迷ったが、この次に訪れたときにしようと何とか思いとどまる。