定時後には三種会。今夜が中秋の名月ということで、浅草橋の 『月(moon)』 に集合。焼酎を三種類以上飲む会であるにもかかわらず、O西さんはまたビールで乾杯した後にボトルワインを注文してカプカプ飲み始めた。過去にワインで伝説を作ったことがあるというO田女史がそれに追随する。そうなるとオレさまも、赤ワインの渋みが懐かしくなって渋々ながらワイングラスを前に差し延べる。こうなったらワインを3種類以上飲めば良いのである。しばらく地球温暖化の話などもしたはずだが、そのうちに酔いが廻ってO田女史などが、東京にきてまだ普段着の芸能人に会った事がないとかいうので、かつて小錦と同じ飛行機に偶然乗ってしまったときのことや、地下鉄日比谷線の終電の連結器上で小森和子とすれ違ったときのことなどを熱く語って聞かせてあげた。もちろん生前の話である。