天気悪い。退屈しのぎに、何年も前の正月に録画しておいたビートルズの特番を、いまさらながら再生してみる。たぶん仮面ライダー電王を観たせいだろう。イマジンとかいうものだからな。こうしてビートルズの演奏など観ていると、茂木健一郎ジョン・レノンと似ている。ボッティチェリにも似ていると思った時期があったけれども、よりジョン・レノンに似ているように思う。まあ、いいか。妻を横に座らせて、元ファンクラブ会員としてひととおりテレビ画面に向かって反応しつつ、3時間ほどビデオを再生し続けた後、まだ途中だったし面白いのだが心を鬼にしてビデオを停止する。この ”心を鬼にする” というのもなんとなく電王チックだ。せっかくの休日なので、昼過ぎからは傘を持って出かけることにする。メガネ屋でフレームを少し直してもらい、電気屋でプリンタインクを買い、文具屋で彫刻刀を揃え、スパゲティ屋でパスタを食べたのち、そのままドリンクバーで粘る。妻に北杜夫の魅力など語って聞かせたり。『船乗りクプクプの冒険』 など細部に亘って解説しつつ帰宅。十二国記シリーズ 『黄昏の岸 暁の天』 上巻のみ読了。