寝る前に退屈だったので、昔のノートを読み返したりする。2002年は辛い1年だった。WEB日記に公開していない部分もあって、自分が病気になったときのことや、母が入院した日のことが細かく書かれてあったりする。そんな日にも馬券を買っていたことまで書いてある。同年の4月27日には府中競馬場に行っている。いろいろと馬券成績やエピソードなど書いた後に、”友がみな我よりえらく見ゆる日よ馬券買いきて花と親しむ” と石川啄木本歌取りした自作の短歌を走り書きしていて、その上に重く横線が引いてある。そしてそのすぐ下に、”馬がみな我よりえらく見ゆる日よ” と書きかけてまた横線で消している。そして最後に、”馬がみな友よりえらく見ゆる日よ” と書いてあって、そこでその日のメモが終わっている。なかなか面白い。