何ヶ月かの周期で、このブログのタイトルを変更したいという衝動にかられるのだが、今日もまたそんな日だった。この 『愛と忍耐と罵倒と反省の記録』 というタイトルが、だんだん本意に副わなくなってきたという単純な違和感がその衝動の根底にはある。今の自分は何物をも耐え忍んでいない(はずだ)し、何事かを罵り倒そうとするつもりもない(はずだ)。愛とか反省とかにも飽きた(みたいだ)。そういうわけでまた帰宅する電車のなかで新しいタイトルをあれこれ考えてみる。『地平線まではしる』 とか 『ヒツジは箱の中にいるよ』 とか 『ほどけた靴ヒモ』 とかいろいろ考えてみるのだけれども、もはやタイトルにメッセージ(のようなもの)が見え隠れすることにさえ抵抗を感じる。もの心ついた頃から崩壊と再生が繰り返されてきたせいか、もはや自分らしさなどというものは、とうに原型を失ってしまっているに違いない。だから自分探しという言葉もピンと来ないのだということに最近気がついた。かといって無頓着さを装って 『tomfool1998の日記』 というのでは何となく続けられそうな気がしない。なんなのだこれは。