占いなど信じないオレさまは暗示にかかり易い。今朝もNHKのニュースの味気なさにやや飽きて、民法にチャンネルを合わせてみたら、丁度、占いがカウントダウンしていて(意味不明)、自分に該当する星座に対して ”短気は損気” のような下らない評価が下されたものだから、なに今日は春風のように穏やかに過ごすつもりよと胸に秘めて出かけたのだが、午前中の会議が始まるや否やもう暴走してしまっていた。春風ではなくて春の嵐である。しづこころなく花の散るらむである。うーむ。

おのれの軽率さに失望しつつ、オフィスの片隅で 『日経コンピュータ(4/2号)』 などパラパラパラパラパラパラパラパラめくっていたら、巻末の ”読者の「声」” に寄せられた【システムのブラックボックス化】についてのアンケート結果というグラフが、あまりに妙を得ていたものだからつい吹き出してしまった。何らかの形で 「ブラックボックス化が発生している」 と答えたのが 73%、反対に 「発生していない」と答えたのが16% ……とここまでは納得できるのだが、さらに、「わからない」 という回答が 11% あったようだ。本当にブラックボックス化しはじめている。