『三種の会』。O西さん、O田女史と三人で飲む。御茶ノ水の 『ナポリの下町食堂』。三種の会というのは焼酎が3種類以上ある店で飲む会という趣旨なのだが、今日はワインしか置いてなさそうな店にした。たまにはO西さんのワイン好きも考慮しようという企画。久しぶりにゆっくりワインを飲む機会を得たわけである。

O西さんに教えてもらったところ、ワインの歴史は古くメソポタミアだのエジプトだの古代オリエント文明にまで遡るらしい。とはいえ、かつてはペルシャあたりでもよく飲まれたからといって、例えばイランワインというのはあまり聞いたことがないね、とO西さんが付け加えるのを聴いて ”要らんワイン……” と心のなかで復唱してみたり。O田女史は、ワインについては武勇伝が沢山あるそうで、今日はやや慎重に杯を重ねていた。そうして、出される皿の料理が、パンでもオムレツでもたいがい2個ずつなので、それをいかに3等分するかで度々悩んでいた。