デジカメを買いましたよ、と職場で自慢したら大いに嘲笑われる。なぜケータイを買わぬかと、皆ポケットから例のナニを取り出し、パシャパシャとオレさまの不機嫌な顔つきを活写してから画面をこちらに向ける。ちぇ。要らぬお世話である。オレさまはこの地上に生存する人類全員がそのナニをそれぞれ携帯できたことを見届けてからであれば、そのときに改めて携帯させていただくかどうかを本格的に検討したいと思っている。それまではテレパシーだけで充分。とはいえ少し悔しいので、600万画素未満の画像などファミコンのドット絵にしか見えませんね、と負け惜しみを投げ捨てながら帰ってくる。

帰りの途中、地元の書店で高校の補助教材に使われる ”世界史図説” を購入。900円くらい。昨今はこれほどまでに充実したカラー資料がこれほどまでに安価に手に入るのであるかと感心しきり。帰宅後、しばらく眺めて楽しむ。それにしても外国の歴史を教えずに外国語や外国文学を教える教育とは、つまりどういう人間像を思い浮かべてのものなのか。不思議。

牛クン(本名:アトラクティヴ号)のことをすっかり忘れかけていたので、どうしておるのか、と調べてみたら骨折していた。全治6ヶ月●| ̄|_