本屋へ行ってまた1冊購入。

積読用の書棚に本が増えていくのを後ろめたい気持で眺めながら、
いつしか、年齢を重ねて定年退職でもしたら朝から晩まで思う存分に読書を
してやろうと思うようになっていた。

しかしながら、それではだめだということに気がついた。
盛年重ねて来たらず、老齢になったら目が悪くなったり、体力が続かなくなったり
するかも知れない。読めるうちに積極的に読んでいかなければ、
貴重な読書体験の機会は永遠に失われかねないのだ。

さらに、ただ本を読むだけでも意味がないことに気づいた。
書かれた内容を自分のなかに取り込み、定着させるには、強い問題意識を持って
文章を咀嚼することや、読んだ内容を要約しつつ反芻することも必要だ。
楽しめれば良かった有閑読書から、獅子が食事をするような獰猛な読書へと、
読書へ臨む姿勢を少し考え直さねばと思う今日この頃である。

黄菊賞アドマイヤメインは2着。
うむむむ。