午前中は本を読んだり、POG関連の新馬戦の結果をチェックしたりしていた。
函館はやや荒れた。クレセントクレスト3着。クールカリッジ着外。
逆に阪神は堅かった。アドマイヤキッス2着。オーバーシーズ着外。

天気が良いので、午後はハンドタオルと文庫を手に散歩に出かける。
汗を拭いながら歩いていると、ときどき吹く風がとても心地良い。
なるべく車の通らない住宅街を、建物や庭など観賞しながらのんびり歩く。

約2時間ほど歩いて、大泉学園駅讃岐うどん屋で遅めの昼食。
優柔不断なオレさまは、かなり悩んでなお結論が二転三転した末に、
ワカメうどんの大盛りを注文。オレさまよりさらに輪をかけて優柔不断な妻は、
大根おろしたっぷりのぶっかけうどん普通盛りをようよう注文した。

食事をした後、駅からショッピングモールへと渡る高架歩道のベンチで休憩。
中学生(たぶん)がダンスの練習をしている。かなりハードなノリだ。
妻の背中の汗を拭いてやりながら、持ってきた文庫を少し読んだ。

甘いものを食べたいと妻が言い出したので、ショッピングモールに入って、
シュークリームを2つ買って食べる。なんだか幸せな気分になった。
ショッピングモール内の書店で 『マイナス・ゼロ』 を探したがここもだめ。
他の書店と同様に、広瀬正の文庫が一冊も置かれていない。
いったい、取り次ぎは何を考えておるのか。

安部公房 『砂漠の思想』 を少し立ち読みする。
そのなかで 『フランケンシュタイン』 に触れている部分があったので、
今度は中公新書の 『批評理論入門』(副題が『フランケンシュタイン』解剖講義)
を探し出して、そこから翻訳の出版状況を調べてみたところ、角川文庫から
出ていることが判明(じつは 創元推理文庫 にもあるらしい)。
早速、角川文庫の書棚を探してみたのだがこれまた見つからない。
いったい、取り次ぎは何を考えておるのか。

悶々としながら、『本を読む本』 とかいう講談社学術文庫を買ってしまった。
さらに、『フランケンシュタイン』 と 『マイナス・ゼロ』 を探して、
また別の本屋へも足を伸ばしてみたところ、やはり見つからない。
いよいよ腹を立て、新刊で平積みされていた新書を2冊も買ってしまった。
ええ、忌々しい!

読むよ。読めばいいんだろ。
ちくしょー。

夜は居酒屋で、晩ご飯を兼ねた、防犯教室の打ち上げ。
また抑揚のない休日を過ごしてしまった。