昼休みに、
この春に受験した情報処理試験の結果をインターネットで照会する。
不合格だった。

○| ̄|_

信じられぬ。
また来年がんばらねばならんのか。またあの長たらしい責め苦を甘受せねばならぬのか。
また皐月賞はリアルで観られないのか。とても現実として受け容れ難い現実である。
ていうか、午後II は簡単だったなーという印象で早めに退席したはずではなかったか。
その午後II が落第点ではないか。何を考えておったのか。何故もっと疑いを強めて、
諸問題を深くディープインパクトに掘り下げてみなかったのか。うーむ。

まあ、いい。去年は午前の試験で足きりをくらった身である。
あのときに比べれば格段の進歩でしょう。なにしろ、午前試験も、午後I 試験も、
及第点をもらったのだからな。しかも最後の試験で栄光のゴールに肉薄したのである。
それはもう弥生賞アドマイヤジャパンくらい迫ったのである。
うーむ。

どうせならば合格してしまいたかった。
ビッグタイガー百日草特別で2着したときや、グッドネイバーがすみれSで2着したときや、
ローゼンクロイツヴァーミリアンごときに後塵を拝したラジオたんぱ杯のときのように、
あと一押しが足りない故の歯がゆさと無念やる方なさに眼球の奥がじわじわ熱く湧きあがっ
てくるようである。

ちなみに、一緒に受験したM村君に、おそるおそる結果を訊ねてみると、
大方の専門紙の予想のとおり、あっさり一番人気に応えて合格してしまっていた。

とりあえずお祝いを述べて、しばらく押し黙る。きかなければよかったと思う。
しかもよく聞けば、午前、午後I、午後IIと、それぞれの満点が八百点であるところを、
すべてにおいて七百点をオーバーするという神業にも近いハイスコアでの大差のゴール
を果たしている。いかにも余裕残しの、ここは通過点ですから、という感じ。
サンデーサイレンス産駒にはかなわないや、とため息を吐いた
後藤騎手&マイネルレコルトの背中が思い出される。

そういうわけで、また新しい季節がPOGとともに始まろうとしている。
とりあえず、チアズガディスちゃんに元気づけてもらいたい。