9Rギリギリ間に合わない時刻に中山に着いた。情けないことに体調不安があって午前中は地元のクリニックで検査を受けていた。そこで渡された処方箋を妻に預けて慌てて電車に乗ったのである。そういうところも情けない。
沢崎さんとオケラオーは先に着いて始めていた。ちょうど9Rの3連複をオケラオーが的中させたところのようなのだが、審議の途中ということでオケラオーはじっとオーロラビジョンを眺めていた。沢崎さんは寒さしのぎにメディアホールに座り込んでいるとのこと。
中山に来るまでの電車のなかで今日のレース結果をつらつら眺めてきて、どうも大外枠が馬券に絡む傾向であるように思われたので、10Rのアグネスチャンスをどう思うかと聞いてみたが、オケラオーはあまり関心が無さそうだった。
9Rはそのまま確定した。ここはオケラオーに追いつき、追い越すべく、10Rをアグネスチャンスから買ってみたが、見どころなしの12着でゴール。どうも勘違いだったようだと反省し、11RのアレキサンドライトSでは途方に暮れつつ、9番ティアップレーヴと1番グレイレジェンドから人気馬に数点ずつ流したところ、ブノワ騎乗の大外枠ショウナンアポロン(15番人気)が2着に逃げ粘って、馬連は580倍、1,3着の人気馬2頭を相手にしたワイドも万馬券になった。これはもう笑うか、は、はは、さもなくば軽快に地団太を踏むしかない。
気をとり直し、運命の裏をかいて、最終12Rでの再現を狙って、大外枠のバンスタンウォルツ(8番人気)から流してみたが後の祭り。器用にハズレ馬券ばかり買わされて追い出される。
3人で中山競馬場から本八幡駅に移動し、居酒屋『上喜源』で昨年の秋競馬G1予想勝負の表彰式。沢崎さんが2年連続の名人位に輝いて、以下、オケラオーが準優勝、自分は惜しくも3位。エピファネイアに振り回された。2時間ほどで焼酎のボトルを空けて店を出る。駅前のカラオケボックスに入って80年代歌謡曲を熱唱。