昨晩から寝ずに朝4時半頃まで職場でおろおろしていたが、とうとう疲れ果てて始発電車に転がり込んで朝6時過ぎに帰宅。仮眠。昼前には起床。ふたたび午後から出勤。まるで戦陣。押取り刀で出社してみれば思いのほかに天下泰平。武家の世も終わりかと独り呟きつつ戸惑いながらの夕暮れ。チームの歓送迎会。テクシー組を追いかけてタクシーで浅草雷門の前へ。もんじゃ焼き。人に会えば料理の話ばかりしているくせにせいぜい卵を焼いたことのある程度でまともな調理などしたことが無い自分であるが、お好み焼きぐらいなら普通に焼ける。けれども自分の好きなように焼くよりは、焼きたい人がその人の好きなように焼いたものを食べるのが自分の好みである。ときに作法に親しみたい向きもあろうが、焼き方など自由形乃至クロールでOK。人生にはマニュアルなど存在しない局面のほうが遥かに多く、それでも世界の扉は我々に向かって常に開かれているのだ。物怖じせず鉄板に向かっていくその精神をこそ高く賞賛したい。とにかく楽しいことが美味しいことの大前提。というわけでずいぶん酔って帰宅。