自分のなかの 「小春日和」 の用法は昭和の頃から大変微妙で、かつて一度は自ら改めたつもりだったのだが、いつしかまた基本的に季節としては2月くらいなのだろうと思い込んでいた。実際には晩秋から初冬にかけて使う言葉らしい。「小春日和 tomfool」でググってみる。2001年3月、2002年3月、2008年3月に使っている。いずれも誤り。完敗である。如月小春が亡くなったのが12月19日なので、今後はそのことを思い出しながら使うことにしよう。
それにしても、小春が晩秋であったり麦秋が初夏であったり冬なのに新春だったりややこしい。ややこしいといえば、物理の世界では、電位差のことをさして 「電圧」 と言ってみたり、電子の移動方向とは逆に電流が流れていると説明してみたり、北極の磁極がS極だったり、若葉の色は緑色の光だけを嫌う結果であったり、実にややこしい。
いまさらホワイトデーのことを思い出して、妻に ”くまのがっこう” の絵本を買って帰る。最新刊 『ジャッキーのトマトづくり』 は、トマトの赤がとても可愛らしいのでこれを包んでもらうことにする。
  ←ジャッキーかわいい