物凄い雨の音で目が覚める。窓を閉めてまた寝る。目が覚めたら寝坊していた。慌てて合羽を着て、自転車を漕いで、電車を乗り継いで出社する。30分遅刻。

定時後、Y山さん、H口君、O田女史と4人で飲む。また両国の 『日本海』 。

ビールを飲みながら簡単に業務報告などしたのち、『天空の城ラピュタ』 や 『風の谷のナウシカ』 の台詞の暗誦や、名場面についての意見交換。O田女史はひたすらアニメ派だが、H口君もO田女史に負けてない。

実写では、『ショーシャンクの空に』 がY山さんのお気に入りで、これにはH口君も激しく同意しながら、約束の木の下に缶の箱が、とか言って二人で泣いている。H口君は他にも 『セブン』 が好きだと言うので、ブラッドピッドの最後の場面を真似してやる。そのうちH口君が自分でも意識していないうちに、モーガン・フリーマンが好きだったのではないかということに気づいたというので、それはつまりオレさまが好きだったのは実は阿部寛のほうだったというようなものだな、と補足してやると、よくわからないが違うと思うとO田女史に横から訂正される。

外国映画では、韓国映画の 『猟奇的な彼女』 というのが面白いらしい。Y山さんと、O田女史のオススメだった。叔母さんがどうとか言っていたが酔っていたので思い出せない。まあしかし、勉強になる。

音楽の話も出た。H口君はピアノが弾けるのだが、O田女史もギターが弾ける。オレさまがベースをやるとして、Y山さんがどうするかで、ユニット結成の可否が決まるはずだったが、緑茶サワーの注文に遮られて、そのままこの話は立ち消えとなってしまった。